あいに祭に行ってまいりました。


宮城県伊具郡丸森町で開催されたあいに祭に行って参りました。
丸森町に住んで4年になるという主催の方が

「子供が出来るとなかなかコンサートに行けないな。」
「この音楽だったらどんな年齢の人でも楽しめるんだろうな。」

という想いを込めて企画した音楽イベントです。
今回実際に小さなお子さんを連れてきている方が結構いらっしゃいました。
会場になった町、丸森は県南にあり、私の住んでいる東松島とは違い山の町。
絵に描いたようなすてきな田舎町である丸森には、農業体験やiターンで
やってくる人も少なくないようで、町もそれを快く受け入れているようです。
ちなみにiターンとは、出身とは別の地方に移り住むこと、
なにかしらの魅力を感じて地縁のない所に移り住むことです。
地図上に示せば、アルファベットのi字のようになることから、
こう呼ばれるようになったそう。 今回このイベントは採石場のある山のてっぺんで行われました。

出演したのはサヨコオトナラEtt、そして地元のイベントを中心に活動するお囃子芸能チーム、
丸森ばやし保存会の子供たちの3組。演奏の他にも絵や手作りの服飾アジア雑貨、
地元農家の方々のお野菜に手作りのパンや珈琲等等たくさんの出店もあり、
自然の中なので小さな子供のいる家族がゆっくり過ごせるのはもちろん、
大人の親子も楽しめる雰囲気。
わたしも母と共にこのイベントに参加して地元の方から格安でお野菜を売って頂いたり、
おいしい漬け物を頂いたりしてきました。


売ってある石のアクセサリーが気になるお囃子の子供たち。


石鹸や布ナプキン等のオーガニックな生活雑貨もありました。

 

えんそうのおはなし。

13時になり、丸森ばやし保存会の子供たちによる元気なお囃子から演奏がはじまりました。
伝統的なお囃子の他にもサヨコオトナラとEttの各ユニット演奏前に、
それぞれの曲を丸森ばやしでカヴァー演奏していて、
それがまた力強いのにどこかロウファイでかわいくて素敵な演奏でした。


前日の予報では雷雨/豪雨と言われていたため天候が心配されていたのですが、
地元の方々やお客さんたちのねがいが通じたのでしょうか、
雨一粒降る事無くくもり空を保っていました。

ちょっぴり重いくもり空のもと、サヨコオトナラの演奏がスタートしました。
サヨコオトナラは80年代一斉を風靡したNW系ガールズバンド「ZELDA」
のヴォーカルとして活躍した高橋佐代子さん、音楽好きなら誰もが知っている
カリスマファンクバンド「じゃがたら」のOTOさん、アフリカやレゲエ、さらには民謡など、
ジャンルを超えたジャンベたたき奈良大介さんの3人によるユニット。
始まった瞬間、待ってましたとばかりにステージ近くに集まるファンの人々。
くもり空を忘れさせる力強いサヨコさんの歌声。
地から力が湧いて来るようだなあと聴き入っていたら、
サヨコさんが「晴れわたる〜 晴れわたる〜」と歌い始めた瞬間に、
なんと実際に空が晴れてきたのです...!! 一体何が起こったのでしょうか、
スピリチュアルスポットとも呼ばれているこの山の地波か何かと
サヨコさんの力強い歌声が交わり不思議な現象が起きたのでしょうか。
とにかくサヨコオトナラの演奏していた約1時間は不思議な体験をさせて頂きました。


丸森ばやし保存会の子供たちと演奏するサヨコオトナラ。

2組目のEttは'97年まで花電車のギタリストとして、
そして現在ではソロやイラストレーター等々幅広く活動している渓さんと、
名古屋を中心にソロでも活躍している西本さゆりさんによるユニット。
東北初上陸とのことですが、開始前から出店の人たちが
「さっきリハーサルで初めて聴いたんだけど、すんごく良かった!
女性がいい声してるんだぁ〜」と、演奏をとても楽しみにしていた様子でした。
夕方に近づき爽やかな風が吹き始めた頃、Ettの演奏がスタート。
さゆりさんの作ったかわいくておもしろい曲、
そして渓さんの作ったセンチメンタルでキュンとする曲、どちらもグッときました。
そして最後は山のてっぺん!山のてっぺんで聴く山のてっぺんは格別で、最高の贅沢でした。
演奏が終了すると、会場からの盛大なアンコールで2曲演奏し、このイベントは幕を閉じました。


アンコールで子供たちと一緒に演奏するEtt。

 

参加してみて。

 

すごくいい空間でした。見知らぬ大人に子供たちが無邪気に絡んで行く風景。
今ではなかなか見られなくなったのではないでしょうか。
演奏中も舞台のまわりを裸足の子供が駆け回っていたり、
私にもたくさんの子供が話しかけてきたりしてきました。
しかしそれは決して"邪魔"ではなくて、"一緒に楽しんでいる"というような雰囲気なのです。
私は結婚すらしていないのですが「子供っていいなあ」と思いました。
同じ宮城の住人としてだけでなく、子供も楽しめるイベント、
親が安心して子供を連れて行けるイベントとして今後も続けてほしいなぁと感じました。


子供の群がるお兄さん。


サインをせがまれ子供にとりかこまれるEttさゆりさん。
リコーダーケースにリュックサック、
さらにはポテトチップスやティッシュボックスまで、大量にサインしていました。




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